Thursday, 13 October 2011

暇なので、回顧録。7

1.3.交換留学(大学4年一回め途中-大学4年二回目途中)(続き)


St Luciaキャンパスに移ってからは、またしても実はよく憶えてない。


ただ、冷静に考えると、GattonからBrisbaneに移ったとき、St Luciaに行ったんじゃなくて、Miltonに行ったのでした。St Lucia, Miltonは、広域の意味でのBrisbane(Brisbane City Councile)の管轄下でいうところの、地域?(Suburb)です。Miltonにそもそも行ったのは、St Luciaで一緒に住むことになっていたシンガポール人の友人が住んでいた場所が、彼が夏休みに一時帰国する間借りることができたからです。今の家賃のレートから考えると異常ですが、週80ドルでした。Miltonの駅から徒歩5分くらいのところ。やすっ!!


こっちの夏休みは、日本の夏休み同様長くて、11月の半ばか終わりころから2月の終わりまで続きます。てか、暑くて勉強とか無理。せっかく1年しかいないんだし、ということで日本に帰らないつもりだったものだが、暇で暇でしょうがなかった。この頃(St Luciaの授業が始まる前)も意外と色々なストーリーがあった。主に、この時期に日本では就職活動が始まる時期だから。必然的に色々考えるわけです。


まず、日本でもある(たぶん今でも)ように、インターンシップというものをやってみたく思ってました。日本に帰ったらできるかもしれないけど、それよりはこっちの会社で働かせてもらう機会が欲しいと(まぁこれもいたって普通の話なんだけど)。そういうわけで、Gattonにいる頃から、とりあえずResumeを作成して、やたらめったら会社に送りつけてました。唯一返信してくれたのが、Citibank。応募いただいたようなポジションはございません、っていう通知だけだったけど。今振り返れば、そんな丁寧に返信もらっただけでもすごいなと思う。普通しないでしょ??


結局無駄な努力となったわけです。ただ、実はこのあたりが今の仕事につながってきている。次に、こんなことをしてる、と担当の先生(前述の、以前UQで客員教授をやっていた先生)に相談したところ、今の日本人の上司を紹介してくれて、彼と、後に先輩となる日本人の人、もう一人(こっちの日系の会社の社長)とお食事をご一緒させてもらいました。インターン先を紹介してもらう、という目的で。


そのもう一人の方はリゾートオペレーションも行っていて、そこでバイトしてみるか、というお誘いを頂戴したのです。ただ、当時の僕はオフィスワークの経験(ようは日本でコンサルファームとかがやってるようなやつ)をイメージしていたので、またこれはこれで悩んでしまったわけです。今だったらすぐ行ったのに!あぁ、なんてこった。実際、リゾート地まで泊まりにいって、GMにあって話して、みたいなことまでしたわけです。ただ、とにかく自分の心のどこかにひっかかるものがあって、うんうん悩んでたわけです。そのリゾート先であったフランス人の実業家の人に、お前はそんな労働者みたいなことをやる人間じゃない、っと言われて、そうだよな、と思って結局断ったのです。なんかまじ小さい男、、、。それがワタシです。


労働者に対する僕の人間観が出てしまって恥ずかしいのですが、自分が「上」っていう意識があった模様。てか今でもあるのかもしれないし。上下意識・貴賎意識、面白いものだと思います。社会が規定することなのか、自分が規定することなのか、前者の国もあると思うけど、この国では後者だろうね。だから、いい国だなぁと思う。ちょっと脱線してるけど。労働者?の人も、結構お金もらってて(それはそれで問題はあると思うけど-労賃が高すぎる、という点で)、さらにみんなそれぞれがそれぞれで幸せそうに生きてる。あまり、上とか下とか考えてないように見える。見えるだけかもしれないけど、、、。こんなにいちいちDisclaimerつけなくていいですかね。仕事上の癖で、、、。


結果として何もやらず(ダイビングのライセンスを暇つぶしのためにとった以外は)、じゃぁバイトいったらよかったのに、って話なんだけど、とにかく2ヶ月くらいぐだぐだぐだぐだして、その後2月は日本に就職活動しに帰ったのです。


続く。

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