Monday, 22 June 2009

キリンがLion Nathanを買収

キリンが豪州の飲料会社のLion Nathanの全株式(現在保有している47%に加えた53%)を$2.5bill(約2,000億円)で取得する見込み(FIRB-Foreign Investment Reiview Board外資審議会の承認は6月19日に降りて、ACCC - Australian Competition & Consumer Commission豪州競争・消費者委員会の判断は7月1日の予定)。

買収が行われると、名実ともにクイーンズランドの地ビールで近所に工場があるXXXXも、HAHNも、Tooheysも、買うたびにキリンの連結決算書に100%貢献することになります。

日本でこっちのビールが出回ることも増えるのかもしれません。Kirinの恵みっていうビールがこっちで売ってる。これは、海外仕様なのかな。

キリンは豪州の会社、買いまくってます。Dairy Farmers、National Foodsという3大乳業会社のうち2つを買収して、今度は醸造会社。Kirinの四半期決算書を見るのが楽しみです。どんな風にFundingしてるんでしょうか?おそらく銀行融資で、きっと日本サイドで銀行が枠を確保してるんだろうけど。

1 comment:

salut said...

miyukiです。
あまりに面白い記事だったので、
思わずキリンの連結財表を見てしまいました。http://www.kirinholdings.co.jp/irinfo/settlement/yuka/pdf/171_1q_05.pdf
2009.1~3のだけど、
Lionのことも書いてあり、
なるほどと思いました。
日本の企業は、日本の会計基準で作るところと、米国基準で作るところ(日本基準のも作って併用かな)とあるように思うけど、
グローバルで見たとき
みんな混乱しないのか、
いつも不思議です。
でも会計の世界はやっぱり面白いね。
久しぶりにわくわくしました。
ありがとう☆★